こんにちは、プログラミングスクールPROBO(プロボ)講師の青柳です。
今回はUnityの「カメラ」の話をさせて頂きます。
「カメラ」と聞くと、スマホなどに搭載されている「写真・動画を取るカメラ」を思い浮かべますよね。
Unityのカメラもそれとほとんど同じで、3Dオブジェクトはカメラで撮影する事で画面に表示されるのです。
言葉だけだと上手く伝わらないと思いますので、今回も画像と動画のサンプルを用意しました。
まずは下の画像をご覧ください。
日本の国旗? 日の丸ご飯?
白に赤丸の謎の画像です。
この距離と角度からでは、これが何なのか分かりませんが……
下の動画を見てみましょう。
なんと、サイコロでした!
サイコロの見た目は変化していませんが、カメラの位置や角度で見やすさ・分かりやすさは大きく変化します。
物体をただ置くだけではなく、こういったカメラの設定を行ってはじめて画面に映像が表示される仕組みになっています。
今回はもう1つ例として、簡単なミニゲームを作成しました。
コースを進み、赤い旗に辿り着くだけのシンプルなアクションゲーム。
スタートは左の端、青いキャラクターが立っている場所です。
では、実際に遊んでみましょう。
……なんだか、見づらくありませんか?
キャラクターに近い視点のカメラですが、特に後半の階段はまったく足場が見えません。
キャラクターの移動に合わせて視点を回転させるプログラミングも可能ですが、今回は固定視点のまま、カメラの配置を変えてみましょう。
カメラを横に配置し、そして離れた距離からの撮影に変更しました。
コースの状況がかなり分かりやすくなったと思います。
このように、たとえプログラミングにミスがなくともカメラなど他の設定次第でゲームの表現は大きく変わります。
こういった観点で見ると、普段何気なく遊んでいるゲームもカメラの配置ひとつでプロの調整と技を感じられるかもしれません。
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